試合前日に報じられたバラックのコンディション不良は大きな問題ではなかったようで、ドイツはベストメンバーでスタート。スペインメディアで伝えられたように、情報戦という可能性もありそうだ。
いずれにしても、序盤の主導権を握ったのはドイツ。引き気味に構えるスペインを相手に守備的な選手も押しあがることで厚みのある攻撃を仕掛けていた。しかし、硬さが抜けたのか、徐々にスペインが押し返していく。
すると前半33分、スペインに先制ゴールが生まれた。中央の狭いスペースからセスクがスルーパスを出すと、不利なポジションにいたトーレスがスピードでラームを振り切りエリア右からネットを揺らす。
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